ダイエット 現役管理栄養士

ダイエット中にコーヒーを飲んだほうがいい理由3選

こんにちは! 管理栄養士の野澤です。

最近すっかり寒くなってきましたね。 あったかい飲み物が美味しくなる季節になりました。 私は毎朝の「コーヒー」が欠かせません。 みなさんご存知かもしれませんが、 「コーヒー」はダイエットとかなり相性の良い飲み物なのです。 今回は「コーヒー」をダイエット中に飲んだほうがいい理由を3つお伝えします!

ダイエット中にコーヒーを飲んだほうがいい理由3選

カフェインとポリフェノールが体脂肪を分解・燃焼させる

脂肪は脂肪酸とグリセリンに分解されて、分解されたものが血液に流れて燃焼されます。カフェインは脂肪を分解するリパーゼという消化酵素の働きを活性化させます。 また、コーヒーに含まれるポリフェノールの一種のクロロゲン酸というものがあります。クロロゲン酸もカフェインと同様に脂肪の分解を促進します。さらにクロロゲン酸は抗酸化作用も強く、肌や血管を若々しく保つ効果もあります。女性にとっては一石二鳥ですね。

血行を促進して体温を上げる

カフェインには血行を促進する効果もあります。血行が良くなると体温が上がります。体温が1度上がると、基礎代謝が13~15%も向上します。より痩せやすい体を作ることができますね。 また、女性は特に冷え性などに悩まされる方も多いと思います。冷え性の予防にもオススメです。

老廃物を排出してむくみ解消

たくさんコーヒーを飲んだときにトイレが近くなったことがある方も多いと思います。これはカフェインに利尿作用が含まれているからです。この利尿作用で不要な水分や老廃物を出すことでむくみが解消されます。

コーヒーを飲む時の注意点

ブラックで飲む

ついつい砂糖やミルクを入れたくなってしまいますが、砂糖やミルクには当然カロリーがあります。たくさん入れるとどうしてもカロリーが増えてしまいます。 ブラックでは苦くて飲めないという方は低脂肪乳や人工甘味料を入れると飲みやすくなります。普通のミルクや砂糖を入れる場合は出来るだけ少なめにしましょう。

夕方以降は飲まない▼

カフェインには覚醒作用があり、その持続時間は平均4時間と言われています。そのため夕方以降に摂取すると睡眠時間が短くなったり、睡眠が浅くなったりします。十分な睡眠が取れていないと人間は太りやすくなってしまい、せっかくのコーヒーの効果が裏目に出てしまうこともあります。ですので、コーヒーを飲むなら朝からお昼の間にかけて飲むと良いでしょう。 どうしても夕方以降に飲みたくなったらカフェインレスのコーヒーを選ぶのがオススメです。カフェインレスコーヒーにも脂肪の分解を助けるクロロゲン酸が含まれているので十分にダイエット効果を得ることが出来ます。

飲みすぎない

いくらダイエット効果があるからと言って飲みすぎないようにしましょう。 カフェインの摂取上限量は1日300mg~500mgと言われています。1杯のコーヒーに約150mg含まれているので1日3~4杯が限度です。取り過ぎると動悸やめまい、不安感に襲われることもあります。

まとめ

今回はコーヒーのダイエットへの効果を解説しました。 ブラックコーヒーであればほぼカロリーは無く、脂肪分解を助けるカフェインとクロロゲン酸が豊富に含まれています。 これからもっと寒くなってあったかいコーヒーが美味しくなると思うので是非取り入れてみてください。ダイエット頑張っていきましょう!  

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