ボディメイク

【温活】良いことづくめなお粥美容法のススメ

みなさんこんにちは、BONITA編集部の古関です!

みなさんは日頃、どれくらいお粥を召し上がられますか?

風邪をひいたときや胃の調子が悪いときに食べることが多いお粥ですが、実は日頃から食べるべきメリットがたくさんあるのです。

今回はお粥について、知られざるおすすめポイントをまとめてみました。

食生活を見直してみたいと思っている方は要チェックですよ!

お粥の効果

禅の世界に根付く「粥有十利」の考え方

お粥は身体にいいものとして、古来の中国や韓国でも食べられてきました。

禅の世界では粥有十利(しゅうゆうじり)といって、お粥が良いとされる理由が10個にまとめられた考えがあります。

粥有十利(お粥にまつわる十の功徳)

一、【色】体の血つやが良くなり
二、【力】気力を増し
三、【寿】長命となり
四、【楽】食べ過ぎとならず体が安楽
五、【詞清辯】言葉が清く爽やかになり
六、【宿食除】前に食べたものが残らず胸やけもせず
七、【風除】風邪を引かず
八、【飢消】消化よく栄養となって飢えを消し
九、【渇消】のどの渇きを止め
十、【大小便調適】便通も良い

水分がたっぷり取れ、身体を温める効果もあるため美容にも効果的なのがお粥の良いところ。

美肌づくりや冷え性の改善には身体を冷やさず血行を促進することが重要です。

特に夏場は暑いからといって、冷たい食べ物や飲み物が多くなりがち。内側からの冷えにはより一層注意する必要があります。

ダイエット食としても大注目

お粥は健康食としてだけでなくダイエット効果も期待されています。

その理由はカロリーの低さ。お粥はごはんより少ないお米を大量の水で炊いていくため、低カロリーになります。

ご飯とお粥のカロリー(100グラムあたり)

ごはん 168kcal
全粥 71kcal
七分粥 50kcal
五分粥36kcal

一食のうち、主食のカロリーをこれだけ抑えることができればかなり効果的ですよね。

お粥は水分をたっぷり含むため低カロリーでも食べ応えは抜群。

他の食事制限より満腹感が得られるため、続けやすいのが嬉しいポイントです。

嬉しいことがある反面、お粥は噛む回数が少なってしまいがちなのが注意したいポイント。

噛む回数が少ないと唾液が分泌されず、消化不良になる原因に。かえって胃腸に負担をかけてしまいます。

しっかり噛むことを意識するほか、噛みごたえのある食材をトッピングする工夫もおすすめです。

簡単!基本のお粥の作り方

基本のお粥の作り方はシンプル。

炊飯器のお粥モードを使っても作れますが、少量であれば鍋ひとつでさっと作ることもできます。

基本の分量は「お米1/2合に対して水600ml」。これさえ覚えておけば概ねOKです。1/2合で二人前の量ができます。

水の量は火加減によって多少増やしても大丈夫。炊いている途中で必要と感じたら適宜追加するようにしましょう。

基本のお粥の作り方

⒈米は研いで水気を切っておきます。軽量した水と一緒に鍋に入れ中火にかけていきます。

⒉お湯が白く煮立ってきたら鍋底をヘラで混ぜます。鍋にお米がくっつかないようにするためです。

⒊沸騰したら弱火にし、少しずらして蓋をしたらそのまま30〜40分火にかけます。

⒋全体を混ぜ合わせ好みの柔らかさになったら塩をひとつまみ加えて完成です!

上記の分量で作るのが米に対して水が7倍の七分粥

米から作るのが基本ですが炊いたご飯があれば200グラムに対して400mlの水で作ることができます。

その場合、炊く時間は半分ほどで十分です。

お粥の良いところを引き出す!おすすめプラスワン食材

⒈鶏肉や卵など

筋肉を維持し、冷えを予防するために大切なタンパク質

低脂質な部位が多い鶏肉から取るとダイエットにも効果的

玉ねぎや長ネギ、しょうがなどを加えてサムゲタン風にするのもおすすめ。

卵は言わずもがな、お粥との相性は抜群です。

普段食べているお粥に卵をプラスして、しっかりタンパク質を補いましょう

⒉きのこ類

きのこ類は食物繊維が豊富なため腸活食材としておすすめ。

食物繊維は腸内環境をよくしてくれる働きを持ちます。

腸内環境を整えてくれる食材としては発酵食品もお粥にはおすすめの具材。

キムチや納豆などを意識的にとると腸が整い、美肌効果や睡眠の質向上にもつながります。

⒊ほうれん草や豆苗、ニラなど

ほうれん草や豆苗などの野菜にはβ-カロテンが豊富に含まれるため免疫力を高めてくれる効果があります。

せりやかぶなどを使った「七草がゆ」は無病息災を願うものとされ、胃腸が疲れがちなお正月明けに昔から食されています。

β−カロテンは生で食べるよりも加熱したほうが吸収がよくなるとされています。

ただし煮込みすぎると栄養素が壊れてしまう場合もあるため、お粥が煮えたあとに加えてさっと火を通すようにしましょう。

BONITAおすすめ情報

お粥にも相性抜群な一品がこちらの南高梅干しです!

自然由来の調味がされていて、はちみつや防腐剤は不使用。安心して召し上がることができます。

実がやわらかくトロトロとしており他の梅干しより圧倒的に皮が薄いのが特徴です!

原料には厳選された最高品質の南高梅のみが使われているため、自宅用はもちろんギフトにもおすすめですよ。

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