ターンオーバーとは??
「お肌のターンオーバー」という言葉。なんとなく理解しているけど、詳しくは知らない・・・という方も多いのではないでしょうか?
ズバリ「お肌のターンオーバー」とは「お肌の新陳代謝」のこと。古い細胞が新しい細胞に押されて皮膚の表面にまで上がり、最終的に自然にはがれ落ちるサイクルのことなのです。つまり、肌が新しく生まれ変わるサイクルのことです。
肌(皮膚)は、表皮(ひょうひ)、真皮(しんぴ)、皮下組織(ひかそしき)の3つが重なってできていますが、ターンオーバーは肌の一番外側にある「表皮」で起こっています。
ターンオーバーの仕組み
表皮は、肌の外側から順に「角層(かくそう)」「顆粒層(かりゅうそう)」「有棘層(ゆうきょくそう)」「基底層(きていそう)」という4つの層に分けられます。
このうち、表皮の一番内側にある基底層でつくられた細胞が分裂して新しい細胞をつくり、少しずつ形を変えながら肌の外側の層に向かって押し上げられます。角層まで到達した細胞がやがて垢となって剥がれ落ちることで、表皮の細胞が生まれ変わります。
健康な肌の場合、ターンオーバーは約4週間で起こると言われています。
まず、基底層にある「基底細胞」が分裂することで新しい細胞がつくられます。この細胞が角層に押し上げられるまでに約2週間かかります。その後、細胞が角層にとどまって皮膚を保護するのに約2週間、合計で約4週間かかります。
妨げる4つのダメ習慣
食生活の乱れ
偏食や暴飲暴食、極端なダイエットはやめて、バランスのよい食生活を送ることが大切です。
また、お酒の飲み過ぎは体内の水分が大量に失われ、ビタミンB群を大量に消費するので、ほどほどに。
睡眠不足&ストレス
ターンオーバーは睡眠中に活性化します。眠りについてから3~4時間後にノンレム睡眠で熟睡、特に新陳代謝が活性化される夜10:00~2:00に眠れていることが重要です。
また、ストレスは血行が悪くなり、ターンオーバーや良質な睡眠に悪影響を与えます。
喫煙
タバコを吸うと血行が悪くなり、ビタミンCが破壊されます。言わずもがな、喫煙は美容の大敵ですね。
間違ったスキンケア
肌がゴワゴワしたりベタつくからといって洗顔し過ぎると必要な角質も洗い流してしまい、ターンオーバーを早めてしまいます。熱いお湯での洗顔も厳禁です。
まとめ
くり返しがちな肌トラブル…。今回ご紹介した肌のターンオーバーの仕組みとターンオーバーを妨げてしまうダメ習慣4つご紹介いたしました!是非参考に普段の生活に取り入れてみてくださいね(゚∀゚)