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【徹底解説】ヨガは痩せない!?パーソナルトレーナーが教えるヨガの効果と痩せない理由

皆さんこんにちは!
bonita編集部、パーソナルトレーナーの櫻井です!
近年様々なダイエット方法が注目されていますね。糖質制限、脂質制限、オートファジー、HIITなど…
今回注目したのは「ヨガ」
私がトレーニング指導をする中にも「最近ダイエットのためにヨガ始めたんですよ〜」って方たまにいらっしゃいます。
多くお客様を見てきてヨガで痩せた方はもちろんいらっしゃいますし「ヨガやっているのに全然痩せない」という人もちらほら。
ではヨガで痩せたという人はどのして痩せることができたのでしょうか。
逆に痩せない理由はなぜなのか?

今回はヨガのダイエット効果について徹底解説していきましょう!

なぜヨガは痩せないのか。

ヨガの消費カロリーはおにぎり一個分

実はヨガによる消費カロリーはそれほど高くはないんです
通常のヨガのレッスンは60分から90分のところが多いです。1レッスンの消費カロリーは、100〜200キロカロリーほど。

これは、おにぎり1個分にも満たない消費カロリーなんです。もちろんヨガの種類やレッスンの強度により消費カロリーも変わってきますが。
ホットヨガやアシュタンガ、パワーヨガなどの汗をかくものでも200〜300キロカロリー程度。
逆にリラックス系のヨガであればかなり消費カロリーは少なくなるのは明らか。

そして皆さんは体脂肪を1キロ減らすのに、7200キロカロリー程度の消費が必要と言われているのはご存知ですか?
仮に毎日200キロカロリーを消費できるヨガを行ったとしても、1キロ体脂肪を減らすのに要する時間は1ヶ月以上。
流石に毎日汗をかくヨガを続けるのは難しそうですよね。おにぎり一個食べてしまうとその日のヨガは帳消しになってしまいますし…

ちなみに…
色々な運動方法があると思いますがヨガと他の運動を比べると以下の通り。

ランニング:400kcal
エアロバイク:360kcal
エアロビクス:500kcal
ヨガ:100kcal〜200kcal

ホットヨガで痩せたのは気のせい?

「ホットヨガは痩せる!」というイメージをお持ちの方は多いと思います。
汗をびっしょりかくことで脂肪が燃焼されているような気がしてきますよね!

しかし、ホットヨガも通常のヨガと同じで、消費カロリーが高いとは言えません

確かにホットヨガを行なったあとは、体重が減るのは事実です。
ホットヨガで体重が減るのは、体内の水分量が汗によって一時的に減るからで、体の脂肪が減ったからではありません。

ただし、ホットヨガが全く無意味という訳ではないのでご安心を!
ホットヨガは、体の冷えを解消して代謝を上げたり、筋肉を柔らかくし肩こりなどを解消する効果もあります。

冷えが気になる方や肩こりが気になる方は、ホットヨガを定期的な行うのがオススメです。
代謝が上がるのでダイエットの近道になるかも?

ヨガ本来の効果とは

先ほどは「なぜヨガは痩せないのか」を解説しました。
ヨガ行うことによって直接ダイエット効果があまり現れないのはなんとなくご理解いただけたでしょうか。
ですがヨガも正しい目的や効果を理解した上で行えれば結果的にダイエット効果を導くことができるんです!
これからヨガ本来の効果を解説していこうと思います!

日常の消費カロリーを高めダイエット効果UP

ヨガを行うことにより、日々の生活での姿勢、歩き方などが変わって、ヨガレッスン以外での消費カロリーが上がるということがわかっています。運動以外での消費カロリーを専門用語で非運動性熱産生(NEAT)と言います。

日常生活の中で行う運動以外の活動のこといい、仕事や洗濯・掃除・料理・買い物・犬の散歩・ゴミ出しなどの家事、通勤や、買い物のための移動で行う歩行や階段昇降などです。
ヨガを行うことにより姿勢が改善し、筋肉の柔軟性が上がることにより非運動性熱産生が向上するのです。
またヨガで日々の疲れを上手にマネジメントできれば、電車の中でも「座らなくても大丈夫」という気持ちになり、

それも結果的にカロリー消費を上げる行動につながるでしょう。このような毎日の積み重ねが、結果的にダイエットの成功につながります。
さらにこのような生活の中での変化は、ダイエットと違い無理なく無意識的に習慣を変えているため、リバウンドもしづらいでしょう!

デトックスでダイエット効果UP

ヨガは内側から体を温めることができるので新陳代謝の向上や、腹式呼吸による血行促進、むくみや冷えの解消はもちろん、
全身の疲労回復などにも繋がります。
内臓を活発にしスムーズな体内機能にすることで、腸内環境の改善や便秘改善が見られ結果的にダイエットに繋がると考えられています。
生理痛の軽減にも効果がるとか。

睡眠の質向上でダイエット効果UP

ヨガには睡眠の質を向上させる効果があります。
それは腹式呼吸で深く息を吐くことに意味があります。息を吐いたときに副交感神経が優位になりリラックス状態になりやすいので、
ヨガは睡眠の改善に働きかけることができるのです。
またより良い睡眠をとることによりダイエットに重要なホルモンを調整することが可能です。
ダイエットの大敵の食欲。
食欲を調整するホルモンは、食欲を高める「グレリン」と、食欲を抑える「レプチン」のふたつ。
睡眠時間が短いと、グレリンの分泌量が増加し、レプチンの分泌量が減少するため、食欲が増すおそれがあります。
しかし、適切な睡眠をとることで、ホルモン分泌の変化による過食を防くことが可能なのです。

まとめ

ヨガでダイエットに成功したという人は、実は無意識のうちに生活の色々なことが変化し、痩せやすい習慣を身につけていることが多く
結果的にダイエットが成功していたのでしょう!
またヨガでダイエットした方は無理なく痩せられ、リバウンドも起こりづらく、適正な体重を長く保つことができているはず。
ヨガの本来の目的を理解し、理想の体型を手に入れましょう!

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