こんにちは!トレーナーの矢崎です。
・子どもや夫に対してついつい怒ってしまう...
・仕事で部下に対してキツいことを言ってしまう...
・イライラした感情を引きずってしまい物事が手に付かない...
と思ったことはありませんか?
自分の怒りの感情をコントロールできずに嫌な思いをしたことは誰しもあると思います。
こういったときに自分の感情を静めて冷静になれる方法を心理学の観点からいくつかご紹介します。
自分も日頃から心がけていて、穏やかな気持ちで過ごせるようになりました。
怒りをコントロールできるメリット
①自分の感情を素直に受け止めることが出来る
冷静に自分の感情と向き合えるようになることで
単純に怒ったのではなく「何が原因でどういう感情になった」かがわかるようになります。
②お互いのストレスの軽減
怒る側も怒られる側も気分は良くありません。
たしかに怒れば相手は言うことを聞いてくれることはありますが、
多少なりともストレスを感じるでしょう。
そこで怒る側が少し冷静になり、話し合いとして解決すればお互いのストレスが減ります。
③コミュニケーションが円滑になる
怒りっぽい人は話しかけにくくありませんか?
普段から怒らないようになればもっと人とのコミュニケーションが円滑になるでしょう。
④怒るべきときがわかる
怒りに対して冷静に対処できるようになると道具として怒りの感情を使うことができるようになります。
怒る時と冷静に諭す時の使い分けが出来ます。
たとえば自分の子どもが車道で遊んでいた場合は危ないので本気で怒った方がいいでしょう。
子どもも普段温厚な母親が本気で怒ると(本当に危ないんだな...)と理解することができます。
逆に子どもがちょっとしたイタズラをした場合は冷静に諭します。
どうしてそういうことをしたのか、何をしたかったのかゆっくり聞くことで怒るよりも聞き入れてくれるでしょう。
怒りをコントロールする方法
ではどうやって怒りをコントロールすればいいのでしょうか?
ここからはすぐに実践できる方法をご紹介します。
①6秒ルール
怒りを感じたら心の中で6秒数える方法です。
6秒ルールを使うことで「ついカッとなって」行動することを防ぐことが出来ます。
なぜ6秒かというと怒りを感じた時に体内では興奮させるホルモンであるアドレナリンが発生します。
そのアドレナリンの持続時間が約6秒間だからです。
②怒りの点数化
怒りを感じた際はその怒りを10段階評価で何点なのか考える方法です。
点数をつけることで怒りを客観視できるだけじゃなく、過去に感じた怒りとも比較できます。
怒りの点数化によって怒る必要があるかどうかがわかるようになります。
③怒りを紙に書き出す
自分が何に対してどうして怒っているのかを紙に書き出します。
これは筆記開示とよばれる心理学のテクニックの一つで、
紙に書き出すことで状況を冷静に整理し怒りを静めることができます。
書き終わった後、紙を眺めていると(怒るようなことでもないな...)と思うことはよくあります。
まとめ
今回は怒りを静める簡単な方法をご紹介しました。
今すぐ実践できるのでぜひやってみてください。